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Parachute Romance<novel&コマまんが>

2010年05月21日 14:39

【業務連絡】
メール返信状況をTOPに掲載しております。
メールが届いておりませんとの報告もありましたので、再度ご確認のほうよろしくお願い致します。
届いていない場合は、拍手等でお知らせ下さい。


【私信】みどり(HN)さま>メール受信のお知らせありがとうございました(^_^)

お申し込み&メッセージありがとうございます(^_^)
頂いたメッセージはそなさん&ほへとさんと拝見させて頂き、嬉しいね~!と
喜んでたりします。本当に有難うですーv

そして。

久しぶりのnovel&プチコマまんが更新です。
(novelというより、駄文ですがσ(^_^;)

ホントはコマまんがで描こうかな~とか考えて描きたいシーン描いてたら、
とてもじゃないけど描ききれない量になりそうだったので(←まとめ能力皆無w)
小説と描きたい所ザカザカ描いたのを合わせてアップ!
一度で二度美味しい!?かどうかわかりませんが、ちょこっとでもお楽しみいただければ本望です(^_^)

ではでは、続きからどうぞ☆(長いのでお暇な時にでもσ(^_^;)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

Parachute Romance

隣のクラスの奴があかねを連れ出したな・・・と気付いた放課後。
どーせ、告白かなんかだろーって検討がつきやすい。
っとにカワイクない許嫁が何故モテるのかが未だに疑問。

そんな事をクラスの連中に言おうものなら、責められるのは必死なんだけどな。

別にオレが気にする事でもないんだが、
今回は連れ出した男が妙にソワソワしていたのが気になっていた。
挙動不審っつーかなんつーか・・・目がアヤシイ。

で、オレには関係ねぇと思いつつ、あかね達が歩いて行ったほうへ覗きにいったんだ。
どんな風な愛の告白を受けるのか、冷やかし半分でさ。

人気の少ない校舎の奥にある、使用されていない教室。

そこへ消えてくあかね達。

オレが追いついた時には教室の中から慌てて、その男が出てくる所だった。
・・・壊れたメガネをそのままにオレには気付かず、よろめきながら走っていった。


「・・・っはぁはぁ、もうっ!!」

教室の入り口から中を覗けば、
鼻息荒く肩で息をしているあかねの握った拳が小刻みに震えているのが見えた。

「ばーか。怖くてブッ飛ばすくらいなら、こんな所ついてくんじゃねーよ。」
「・・・乱馬。」
「ったくー。男が人気のない場所に誘うのなんざ下心丸見えっていうのがわかんないのかよっ。」
「だって、委員会の用事だって言うからあたしはっ・・・!」
「男嫌いが聞いて飽きれるぜ。少しは疑えよ。」
「あたしはあんたと違って人を信じるタイプなのっ!!」

窓を締め切っている事もあるんだろうが、今日のどんよりとした曇り空のせいか
教室の中は、思ってたよりも暗かった。

「ま、とにかく帰ろうぜ。雨でも降ってきたらサイアクだしな。」
「あ・・・うん。」

オレに続いて教室を出てくるはずのあかねの足音が聞こえないな、と後ろを振り返ると
一歩も動かずその場に座り込んでるあかねがいた。

「なにやってんだよ。」
「あ・・・はははは。えっと、そのっ・・・」
「まさか、腰抜けたとか言わねーよな?」
「・・・・・・・・。」
「乗れよ、背中。おぶってやっから。」
「なっ!!いっいい!大丈夫、歩けるからっ!」
「腰抜けてんのにどーやって歩くんだよ。」
「だから、大丈夫だってば、もう少しすれば歩けるからっ!!」
「ほぉ~。もう少しねぇ。」
「だっ、大体、学校であんたにおんぶなんかされたら何て言われるかっっ。」
「・・・それもそうだな。」

風林館に転校してきてから、何かと注目を集めるオレ達。
あかねの事を諦めたとか言いつつ、影で狙う男達は少なくない。
おんぶなんかしてこれ以上ありもしない事を言われるのも面倒くせぇのは確か。

「あと5分。それでなんとかしろ。」
「乱馬、先に帰らないの?」
「いいのか先帰っても。おー外がだいぶ暗くなってきたなー。人気もないし薄気味悪いなー。」
「ジュースおごるから、あと5分・・・付き合ってよ。」
「最初からそう言えばいいのに。っとに素直じゃねーなー。」

埃っぽい教室の床の上に腰を下ろす。
冷んやり伝わってくる床の冷たさ。
あまりにも静かすぎて、ここだけ別空間なのかと錯覚させるくらいだ。

「なぁ。」
「ん?」
「さっきのヤツの言葉、本当に信用したのか?ここらへんまで来たら、告白っぽいなーとか気付かないわけ?」
「・・・気付くわよ。」
「だったら何で・・・」

相変わらず、床にペタンと座り込んだあかねがフッと息をもらす。
力が入ってた肩が少し下がり、長い髪をサラサラと動かした。

「先生・・・。東風先生を諦めようと頑張ってるの。これでも。」
「何だよ急に。」
「報われないのってツライんだもん。だから、あたしの事を好きだって言ってくれる人の事、好きになりたいなーと思って。」


そう話すあかねの目は、投げやりや諦めの色を宿してワケじゃなく。
先を見据える強い眼差しだった事に少しホッとした。


「・・・本気か?」
「本気。」
「だったら、ちゃんと男見る目養っとけ。どう考えても、さっきの奴はあかねとどーのこーのなりたいってだけのヤツじゃんか。」
「そっそんな事・・・」
「ま、男なんて、そんなもんかも知れなけどなー」


「じゃ・・・乱馬も?乱馬も、そういう事したいって考えてるの?」
「へっ!?オッオレは・・・」

正直、愛だの恋だのは、よくわからない。
ただ、オレだって健全な16歳なワケで。
例え女に変身できるからって、それとこれとは話が別だ。
・・・そういう事に興味がないワケじゃない。

「オレも普通の男だしなー。そのへんの男子高生と一緒で興味ないって言ったらウソになっかな。」
「普通ってあんた・・・。変態じゃない。」
「変態とはなんだ変態とはっ!!言っとくけどなーおめーみてーな色気のねぇ女には興味ねーよっ!!」
「あたしだってね、あんたと恋なんかしたくないわよっ!!乱馬とこんな所にいたって、ちーっともドキドキしないんだからッ!」
「それは、こっちのセリフだっ!!例え、おめーとこんだけ近づいたって何とも思わねーよ!」


その言葉の勢いで、あかねに近づけた顔はキスする5センチ手前の距離だった。

目と目が絡んで動けない。



たぶん、高校生の興味本位。
そこに愛とか恋はないはずなんだ。

無言のまんま、距離がゼロになって。
離れた時に熱を帯びた唇に感触が残ってた。

顔を背けて今の行為を思い出す。

してしまった、と。

なんかマズイんじゃねーか?とか思うんだけど、考えがそれ以上進まない。


振り返ったらあかねとバッチリ目があって。
さっきまで、なんとも思わなかったのに相手に聞こえるくらい鼓動が早くなって。
熱あるんじゃねーか?と思うくらい顔が熱くなった。

・・・オレだけじゃなく、あかねも。

「ごっっっっ、5分過ぎちゃった!! もっもう立てるから、帰ろっ!!」
「そ、そうだな、かっ帰ろうぜっ!!」

勢いよく立ち上がったあかねは、5分たったとはいえ、完璧じゃなかったらしく。
ズルッと滑るようにフラついた所をオレが受け止めた。

・・・ハズがバランスを崩し。

オレが下敷きになる形で倒れ込み、あかねはオレの上。
気付けばさっきのキスの距離プラス抱き合う形。

好きとか愛とかなくても、こんなにドキドキするもんなのか!?



いや、違う。

コレはヤバイんだ。

きっともう・・・・



「乱馬、は、離してッ!」
「あ、あのよー・・・確かめてー事があんだけど・・・」
「へっ!?なっ、何っ!?」

あかねの頭を掴む手に力を込めて、自分のほうへ近づける。

「だっ、ダメッッ!!また、しちゃったら、あたしっ・・・!」


初めての恋にキスで気付くとかって、オレも相当修行が足りなかったらしい。


Fin.


パラシュート







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