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虹のパズル*10

2009年11月08日 14:29

さてさて、本日からダンナサマ14日までの出張に先ほどお出かけになりました。
毎年、この時期に長い出張が必ずあるんですが、いつもは
ほんの少しくらい寂しいかな?とか思うんですよ。一応。長い付き合いでもね。
でも、娘達も賑やかだし、同居してる夫の両親もいるから、
家の中が静かで夜が怖いとかいうのはないんですが。
(寝室が少し、寂しいくらい(笑)子供と夫婦と別れて寝てるので)

ただ、今年に限ってはおいしい状況。
ふふふ。ペンタブをいちいち片付けなくてもいいだけ、嬉しいな~!
夫が寝るのを待たなくても良いし!
ピンポーンと帰ってくるのにバッタバタしなくてもいいしね!
この間に、何が出来るか?ってたいした事できなくても
ラクガキとかできるだけでも満足満足。

ではでは、前置き長くなりましたが虹パズ更新です。
今回はあかねちゃん視点。乱馬、出てきません~、ごめんね。

それと、拍手&コメントありがとうです!
後日お返事いたしますね。

*****************************

「あかねっ、クラブイベントはもちろん乱馬くんと一緒でしょ?」
「クラブイベント…って何だったっけ?」

お昼休み。
さゆりとクラスの違うゆかと三人で中庭でランチしていた時の事。
もうすぐ文化祭があるせいか、学校はいつもより賑やかだし慌ただしい。

「放送部が今年、初の試みで一般開放が終わった後、体育館でクラブやりますーって宣伝してまわってるじゃない。だから、有希も忙しくって最近お昼一緒に食べてないのよ。」

そういえば、いつも中庭ランチを一緒にしている有希が
「DJするから練習練習♪」なんて言ってたっけ。
ここ何日間かの外野の声が、自分のゴタゴタで全く耳に入ってなかった事に気付く。

「まぁ、あかねは。乱馬くんじゃなくてもいいかも?って感じかな。」
さゆりが、意味深に伺いをたてる。
一緒にお昼ご飯を食べるさゆりとゆかと有希には、時々、徹平くんや乱馬の事を話していた。
以前なら、一人で抱え込んでいたような事もこの三人になら話せるようになっていた。
そして、的確なアドバイスをくれる事に救われる部分も多い。

「あかね達、今雰囲気悪いでしょう?乱馬くん、クラスにいてもなんとなーく元気ないもの。」
乱馬と同じクラスのゆかが、お弁当のウインナーを口に含みながら言う。
あの、乱馬が元気がない?…それって、あたしの事でそうなってるという事?

確かに、家の中でもなんとなく避けているせいで、ここ一週間はほとんど口をきいてない。
さすがに家族もあたし達の雰囲気がおかしいのに気がついているけれど
いつものような喧嘩とは違う雰囲気に、誰も触れてはこない。

こんなに近くにいるのに。
この一週間は乱馬がすごくすごく遠い。

「あたしが悪いんだ。ハッキリしなかったから…」
そう。
あの時、徹平くんに好きだと言われて、断らなかったあたし。
正直、嬉しかった。
東風先生を好きだった頃と変わらない徹平くんに甘えたかったの。
ずるい、とわかっていても乱馬の事でグチャグチャな心が
徹平くんと接する事で癒されていくのがわかったから。

「…あかねは大丈夫よ。ちゃんと自分でわかってるでしょ。それに徹平くんもね。あとは…乱馬くんだけど…」
「まぁ、乱馬くんも、これで嫌という程わかるんじゃない?」さゆりの言葉をつなぐようにゆかが話しだす。
「わかるって…ゆか?」
「何が大切かってこと。いい加減、素直になれないからって言葉は言い訳にならないのよ。」

ゆかの言葉が胸に響く。
あたしもだ。言い訳なんてしていたら手に入らない。
ちゃんと、手を広げて捕まえなくっちゃいけないんだ。

…ただ、待ってるだけなんて。そんな女の子じゃないはず。
もう、秘めている想いで溺れそうだったあの頃とは違う。


今までよりずっと素直に笑えるように、揺るがない瞳で見つめるから。



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