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虹のパズル*11

2009年11月10日 06:35

肌ラブ

虹パズの徹平くんつながりで。
小/池/徹/平くんのCMでほっぺたくっつけるCMが可愛かったので
あかねと乱馬にもさせてみた★

自分でオリキャラ書いといてなんですが、徹平くんが結構気に入ってるので
実際の彼にも愛着が湧いてきたような気がします。

ではでは、10話です。(←10だなんて、自分でも驚き…)
人間、突っ走ってみると、なんだかんだと書けるみたいです。
でも、やはり限界&表現不足は否めず、
こんなに書くならもっと活字読んでおけば良かったなーと後悔。

…活字は読んでいたんだけど、大人になってからのバイブルが
横/溝/正/史じゃ…ちょっと(病院坂スキ(笑)金田一シリーズは全部持ってるし)
ラブからは、かなり遠い事に気付きました。。。

前置きはさておき、今回も乱馬出てきませんが、良かったらどうぞ~!

*****************************

「あかね、明日のクラブイベントの前に話をしたいんだ。時間空けてくれる?」
「…うん。あたしも徹平くんに話たい事がある。」

徹平くんから、そう切り出されたのは文化祭初日。
ウチのクラスの「執事カフェ」で一緒に開店準備をしている時だった。

「じゃあ、明日は4時からイベントだから…3時に体育館裏で待ってる。いい?」
「うん。」
執事服を纏った徹平くんは最後の仕上げと手袋をはめる。


「さーてとっ!乱馬のクラスには負けられないなっ!」
「そうだね!それに、徹平くんの執事姿かっこいいから、お客さん集まると思うよ。」
「あかねこそ、カワイイじゃん、そのエプロンと……頭につけてるフリフリの飾りはどうしたの?」
「あっ、このカチューシャの事?さゆりがオプションだって言ってて…」
「さすが、さゆりちゃん。ツボをついてくるなぁ…いいよソレ!すんごくかわいい。」
「ふふ、ありがと。では、執事さん、お仕事お願いします。」
「かしこまりました。」

開店と同時に流れてくる生徒や一般参加の人たち。
執事カフェは前評判のせいか忙しく、
あたしも徹平くんも休憩すらとる事が出来ずに初日を終えた。

「おつかれー!さすがっ徹平くん!君のおかげでウチのクラスは大繁盛よ~!」
「…‥‥さゆりちゃん、人使い荒いよ。。。オレ、ほとんど何も食べてないんですけど。」
「そう思って。乱馬くんのクラスからお好み焼きをテイクアウトしといたよ~」
「やった!食べてもいい?」
「どうぞ~!あかねも食べてないでしょ?…コレ乱馬くんからよ♪」
「えっ?乱馬が?」
「そ。珍しい事もあるもんね。ゆかに頼んだんだって。」

…気まずい雰囲気のまま、文化祭当日を迎えたあたしと乱馬。
忙しくて、乱馬のクラスに行けない事がいい口実だと思ってた。
けれど、乱馬は少しでもあたしの事を気にかけて…くれてたのかな。
そう思うと、冷めているハズのお好み焼きがすごく美味しくて。

「ねぇ、オレのも乱馬の奢りなワケ?」
「それはウチのクラスの女子のキモチ。ありがたーく受け取りなさい。」
「はいはい。ありがたーく頂きます。」
「で、明日もよろしくねっ執事さん!」
「ゲッ、さゆりちゃんのオニッ!!」

その後、簡単に片付けを済ませ、明日の体力のために!と早めに解散。
特に執事チームは一日中立ちっぱなしだったせいか、かなり疲れているみたい。
特に女子からの指名が多かった徹平くんは、相当クタクタ。
「あかね~、今日一緒に帰ってくれない?お疲れなので一人で帰る自信ないよ~」
「かなり、頑張ったもんねー。いいよ、一緒に帰ろ。」

ホントはお好み焼きのお礼がしたかったから、久しぶりに乱馬と帰りたいなと
思っていたけれど、たぶん、乱馬のクラスも忙しいだろうし目の前の徹平くんを放っとけない。

賑やかな学校を出て、いつも乱馬と歩く道を今日は徹平くんと歩く。
徹平くんは疲れているせいか、その歩みはゆっくり。
「荷物持ってあげようか?」
「大丈夫。疲れて一人で帰れないって、ウソだから。」
「えっ?」
「明日の話の前に、あかねと二人になりたかったんだ。ちょっと公園寄っていこうよ。」
そう言ってあたしの手をとり、公園の中へと進んで行く。
もう、日が暮れてきているので子供達はいない。
犬の散歩している人が少し遠くに見えるだけの静かな公園。


繋がれた手に力が入り、そんな徹平くんに戸惑う。
「どうしたの?」と聞く前に抱きしめられて、さらにワケがわからなくなった。


「あっあの、徹平くん、これは…」
「ごめん。あかね。今だけだから…」
いつもより、少しトーンの低い声が耳元で響く。
その響きが心地よくて、抱きしめられてるままのあたし。

「明日…。あかねにもう一度告白するから。今度は、返事聞かせて。」
「うっ、うん。でも何で、こんな事…」
「…嫉妬。だって、あかね喧嘩してるクセに乱馬からのお好み焼きひとつですげー嬉しそうな顔してんだもん。」
「………………。」
「だから…少しはドキドキして欲しいなと思って。オレの事でさ。」
ーーこんな事されて、ドキドキしないワケないじゃない。
揺るぎない瞳の決心が、ほんの少し溶けていきそう。
甘えちゃダメなのに。

ギュッと腕に力が加わり、次の瞬間にはヒヤリと風が流れ込んできて、腕が解かれた事に気付く。
そして、いつもの徹平くんの笑顔。

「ホントはもーっとこうしていたいけれど、今日は終わり。明日の返事聞いてから続きね。」
「明日…。」
「オレ、可能性はゼロじゃないって思ってるから。」
帰って、たっぷり寝ないと明日動けないな~なんて言う徹平くんの後に続いて公園を後にする。
もう、日も暮れて遅いからと、家まで送ってくれた。

家の前でバイバイと手を振り遠ざかって行く徹平くんを見送りながら明日の事を考える。
文化祭最終日の明日。約束の明日。

ーーどうか、自分のキモチに背伸びしないで手が届きますように。




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