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虹のパズル*12

2009年11月12日 05:49

昨夜は早く寝たので、こーんな早朝から更新ですー。
(ホント、何やってるんだろうねぇ、私…)
今日はママ友とランチだから、現実に戻らねば!
今週はパラダイスモードで、過ごしていたから
ママ業も手抜き…と言っても、
幼稚園の送迎と習い事の送迎と週2のお弁当だけはやってますからご安心を。
(無事に就学前検診も終わったよー、疲れたけれど)
残り少ない、楽園生活満喫しなくちゃ!

そういえば、やーっと昨日夫から電話きました。
私「毎日電話するって、言ってたのはどーした。まぁ、言ってみただけと思ったけど……」
夫「やっぱり、そう思う?へへっ」
調子の良さ健在だー。わかってたけどね。

拍手&コメントもありがとうです~
後日、お返事しまーす!

そして、虹パズです。
いよいよ、次回が最終話!
コレが終わったら、更新する内容なくなりそう~と私がビビッております(笑)
ではでは、続きでそうぞ↓

********************************

「いらっしゃーい♪ウチのお好み焼きと漫才は絶品よっ!」
ニコッとオレの満面の笑みを向けた相手は徹平だった。

「なんだ、徹平かよ。笑顔、損したぜ。」
「それがお客さんに向かって言うセリフ?…それにしても、乱馬カワイイじゃん。胸とかもホンモノなの?どれ。」
「わっバカッ!触んなスケベッ!」
徹平が、ウチのクラスの店に来たのはお昼の混雑が一段落ついた頃。
今日はイベントがあるとやらで、閉店時間は昨日より早い。
ギリギリまで頑張って売り上げアップするぞー!と、クラスのヤツらが気合いを入れ直している所に現れた。
客足のピークが過ぎていたが、店内では執事姿の徹平が来た事でまた賑やかになった。

「おめー、一人で来たのか?」
「ウチも忙しくて。だからテイクアウトしにきた。風林館スペシャル3つお願いね。」
「まいどー。風林3つテイクアウトで入りまーすっ!」
「それと、忙しいから一人で来たのもあるんだけど、乱馬に用事があったんだ。ちょっと時間ある?」
「今すぐか?」
「出来れば。」

クラスの女子に、少し抜けるからと断りを入れ、徹平と廊下に出る。

「なんだよ、話って。忙しいんだから早くしろよ。」
「じゃ、すぐ本題入るね。今日イベントの前に、あかねにもう一度告白するから。」
「…なんで、わざわざオレに言うんだ?勝手にすればいいじゃないか。」
「今日、返事をもらう約束もしてる。もう一回、宣戦布告しとかないと、オレが手に入れた時に悪いかと思ってさ。」
「…すげー自信だな。あかねは、そんな簡単に…」
「ねぇ、乱馬。あかねを抱きしめた事ある?」
「なっ…!!!」
「抱きしめてみてわかった。あかね、強いけど本当は甘えたいんだよ。だから、オレが側にいてあげたい。乱馬じゃなくてね。」
そう言い切る徹平は、オレなんかよりずっと強い瞳で前を見ていた。
迷いのない想いと、自信。

「言いたかったのはそれだけ。じゃ、オレも忙しいから行くよ。お好み焼きはデリバリーでよろしく!」

いつもの徹平の笑顔が今日だけは、憎らしかった。
伝える言葉を持たないオレには、どうしようもないのだろうか。
こんなに、想っているのに。
想ってるだけじゃダメなのか?

再び、ウエイトレスに戻ったが、仕事どころではなく、結局徹平に頼まれたデリバリーは他の奴に頼んだ。

…抱きしめた事ある?
徹平の言葉が耳について離れない。
あかねはオレだけのモノだって意識がどこかにあった。
なのに…徹平に抱きしめられて何を思ったんだ?
オレは、他の男がおまえに触れたというだけで、こんなに…っ。

「乱馬っ、顔こえーよ。ちゃんと愛想振りまかないと客来ねーぞっ!」
「…ヒロシ。今日のイベントって何時からだ?」
「4時だけど、どうかしたか?あかねと待ち合わせでもしてるのか?」
「なんでもない。オレ、ちょっと用事思い出したから悪いけどヒロシ、ウエイトレス頼むわ。」
「へっ?おい…乱馬っ!!!どこいくんだよっ!」
「オレの人生かかってんの。じゃーなっ!」

そうだ。
このまま見てるだけでいいなんて、そんな事言ってる場合じゃない。
オレだけのモノじゃないんなら、オレだけのあかねにすればいい。
これ以上、徹平の側になんて置いておけるかっ!

店を出る前に調達したお湯で男に戻り、あかねのクラスへ。
「お帰りなさいませ…ってなーんだ乱馬くんか。」
「さゆりっ、あかねは?」
「あかねなら、今日はもう終わりだから、着替えてどこかに行ったみたいよ。他のクラスの展示にでも…ってあれ?乱馬くーん!」
さゆりの言葉も最後まで聞かずに、教室を後にする。
きっと、徹平と一緒だ。
くそっ、どこで告白するつもりなんだっ!

学校中の展示や模擬店をまわり、あかね達を探す。

「あれっ乱馬くんじゃなーい?どうしたの?そんなに走って。」
「なびき!あかね見なかったか?」
「…見たけど。なんであかねを探してるの?」
「そっ…それはっ…」
「徹平くんの告白を邪魔しにいくワケ?」
「っなんで、告白の事知ってんだよっ!」
「あたしの情報網を甘く見ないでよ。ふーん?…教えてあげてもいいけど…ちょっと待ってて。」
そういうと、なびきは近くの自分のクラスに行き、またすぐに戻ってきた。

「あかね達なら、体育館裏よ。告白邪魔するならあんたもそれなりの覚悟があるんでしょうね。」
「やべっ、何も考えてねぇ…。」
「あんたねぇ…。なんて言って徹平くんの邪魔するつもりだったのよ。まったく…」
まぁ、乱馬くんらしいけど、と言いながらなびきがオレの背中をトントンと叩く。
「言わなきゃわかんないわよ、あかねは。大事なら、離すんじゃないわよ。」
最後にもう一度、トンッと強めに叩かれた背中。まるで、頑張りなさいと言われたかのように。
たまには、なびきの言葉も素直に受け取るか。
「…わかってるよ。」

押された背中に感謝しながら、体育館裏に向かう。
今度はゆっくりと深呼吸しながら。



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