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Love is the one that falls without consciousness. (乱あSS)

2011年07月30日 14:30

昨日プレイしたアプリからインスピレーション受けて書いたもの。
ガガーッと書上げたものだから言い回しとかイマイチなんだけど、
暇つぶしにはなるかなー?

それにしても、甘くないです(笑)
そして、私にはベタベタな乱あが書けないというのが
今更ながらよーーーーーくわかりましたwww

んでも、つかず離れず片想い系が私の持ち味かなーとか思って。
甘いのやベタベタは他で補ってもらって(笑)

サッパリしたい時にウチに来てもらえればww
(サッパリすぎるけどねw)


そして、最近私も乱あがよくわかんなくなってきましたww
公式ってどんなだっけ??
二次創作する上で、乱馬がある程度「男前」でないと
話が進まないと思ってるのは私だけかしら………









バスケの都大会を控え、練習要員として半ば強制的に合宿に参加させられていた。
部員ではないから大会にエントリーさせるわけにもいかないが、
より強い練習相手が欲しいとのこと。

部長の熱意に負けて承諾したおれとあかねは、5日前から学校に泊まり込んでいる。

厳しい暑さの中での練習も明日で終わりだ。
そのせいか、最後の夜だからと、夕食後は打ち上げのようになっていた。

買い込んで来たジュースやお菓子をつまみながら、
あかねのほうへ目を向けると男子部の部長と楽しそうに話し込んでいる。

練習後にシャワーを浴びているから、あかねの長い髪は結い上げられていて、
学校で見せる雰囲気と少し違う。
だからなのか、この場の男子達もあかねを視界に捉える度に落ち着かないよーな感じだ。



………あんな色気のないあかねの色香に騙されるなんざどうかしてるぜ。


そう、思うのになんか腑に落ちねぇ。
胸のモヤモヤを流すようにジューズを一気飲みした。


「みんな、合宿お疲れ!明日の練習はあるが、泊まるのは今夜が最後ってことでバスケ部合宿名物の肝試し始めるぞー!」
「はーい、じゃあ、男子と女子でペア組んでもらうからクジ引いてね~!」

男子部長と女子部長の声で、盛り上がる部員たち。
校内一周して、指示された場所に置いてあるバスケットボールを持って帰ってくるという子供騙しのような肝試し。
オバケ役がいるわけでもないし、何が怖いんだか…

「知ってる?このバスケ部恒例の肝試しってカップル成立する確率高いんだって!」
「キャー!なにそれっ!?」
「オバケ役もいないし、常に二人っきりでしょ。だからぁ、いい雰囲気になりやすいっていうかぁ~」
「やだ~!それって、つまり…」
「そうそう!」
「やーんっ!私、部長とペアになりたいっっ!」
「バスケ部はイケメン多いから、誰でもいいかもねーっ」

耳に飛び込んで来た女子達の会話。

………………は!?
………………カップル成立?暗闇にまぎれて何でも出来るってことか?


おれなりの解釈をしたところで、クジの順番がまわってきた。

………………7番。

「ね?乱馬は何番だった?私ね、1番!」

クジを引き終わったあかねが、隣に立つ。

「あ、ああ。オレは……」

自分の番号を告げようと思った時、反対側に立つ部長が1番の番号を引きぬいてるのが見えた。

パンッ!と部長の目の前で手を叩き、驚いてる隙に早業でクジをすり替える。
ふっ…早乙女流のセコイ技もたまには役に立つな…

「あっぶねー…蚊が部長のこと狙ってましたよー」
「蚊…?ああ。気付かなかった。サンキュ、早乙女。えーと俺は7番か、天道さん何番?」
「私は1番なんです。そういえば、乱馬は?」
「ゲッ!おれも1番」
「なーんだ、乱馬と一緒かぁ…」

クジを交換しろ!と騒ぐ部長とその他の男子を撥ね除け、一番手だからとサッサと教室を後にした。
心の中でクジをすり替えた部長にほんの少し謝りながら。



廊下に出て、クジに示された場所へと進んでいく。
まだ、教室の灯りが届く範囲なので、真っ暗というワケではない。

「乱馬と一緒じゃ、いつもとかわんないねー」
「…おめぇ、この肝試しの噂知ってんの?」
「なーに?噂って?」
「…いや」

やっぱりな…と、あかねに気付かれないようにため息をつく。

こいつ、自分が「女」として欲しがられてる対象だっていうことに全く気付いてないんだよな。

これは、おれがこの学校へ転校してきてすぐに気付いた事だ。
凶暴で寸胴で色気もねーし、かわいくねーのにあかねはモテる。
遠巻きで憧れてる男子も多いが、本気で狙ってる奴らも多い。

いくら、あかねが一般男子より強いからって本気出した男の前で実力出せるとは限らねーだろ。
そう思うと、おれが牽制しとかなきゃな…って思う。


……………一応、許嫁だしな。


廊下の角を曲がると、教室の灯りも届かなくなって暗闇に包まれた。
目が慣れるまでは方向感覚だって失いそうだ。

「おい、あかね。暗いからって、そのへんにつまづくなよ」
「…………………」
「あかね?」
「…………………」


返事がないあかねの肩に、ぽん、と手を置いた。


「イ…ヤーーーーーーーー!!!!」


叫び声と同時に、ミゾオチに一発。
油断してたおれは、その場に膝をついた。

「ゴホッ…あっ、あかね、な…んの恨みが…っっ」
「……え?ああああっ。らっ乱馬!?ごっごめん………!!!」

雲の影に隠れてた月が顔を出し、廊下の窓から優しい灯りを届け、
おれの前にしゃがみ込んで心配そうに覗き込むあかねの顔を淡く照らす。


「おめー…………もしかして、怖いとか?」
「うっ………」

おれの言葉にあかねは視線を泳がせ、少し黙ったあと…

「バレ…ちゃった?」

と、思い切り笑って見せた。






……………何考えてんだ、おれ……


綺麗、とか。
かわいい、とか。

んな、言葉があかねに似合うわけねー………

そう、思うのに、伸びた手はあかねの頬をなぞる。

けど、あかねの滑らかな頬の感触と「乱馬?」と不思議そうに呼ぶ声に思いとどまった。
引っ込みのつかない手でパチンとデコピンをかます。

「いたっ!」
「怖いなら最初っから言えよ、バーカ」
「恥ずかしくて言えるわけないじゃない、あんたなんかに」
「ほーお?素直に言えないんじゃ、仕方ねぇな。おれ先に行くけど?」
「……………置いて…いかないで」
「ブッ、素直に言えるじゃねーか」
「あと…ね?」
「なんだよ?」

お互いに立ち上がりながら、あかねが言葉を続ける。

「…………いい?」

おれの体操服の裾を遠慮がちに掴んで、眉を寄せて笑う。

「……ガリガリ君で手をうってやる」
「ふふっ、良心価格じゃない」
「おれはなびきとは違うからなー」


手も繋げないこの距離感に戸惑う。

かわいくなくって、とんでもなく鈍くって、色気もなくってオマケに寸胴で。

なのに、おれが守ってやんねーと…………

って思うのは『一応』許嫁だからなんだ。

そう思わないと、横を歩くあかねの顔をまともに見る事が出来ないなんてさ。

暑さと練習の疲れで、どうかしてるんだ、きっと。



Love is the one that falls without consciousness.
(恋とは自覚なく落ちるもの)











タイトルは某アニメのサブタイ風にしてみましたww





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コメント

  1. | URL | -

    公式の乱あでは、乱馬は半分女になるせいかあまり女に飢えてない感じがしますね。あかねはむしろ常にコンプレで苛々して焼き餅やいてる感じがします。あくまで私のイメージですが。そんなあかねが大好きですが。
    あと、私はロングあかねが大好きなので、cocoさんのイラストがドツボなのです。呪泉洞の後は髪の毛を伸ばすはずだと勝手に思っています。せめてあかりちゃん位の長さまで伸ばして欲しいのです。
    いきなりごめんなさい。

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