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キ・ケ・ンな許嫁(乱あ初期SS)

2012年04月23日 20:29

ゴーバスの熱暴走を観てはいないのですが、
そこから勝手に妄想して、

「時々水を被って女にならないと肉食すぎてあかね相手に暴走してしまう乱馬」

という感じで書いてみました(^_^)
ネタメモ的に突貫工事で書いたので文章がアレなのですがσ(^_^;)

最近、ネタを放り出してますが、
既存の二次ネタで被るものがあったらホントすみませんσ(^_^;)
(自分のネタでさえ、再び自分で同じ妄想してる時があるしね…………w)


拍手ありがとうございました〜!


キ・ケ・ンな許嫁


許嫁ができた。

望んで出来たわけじゃない。
親が勝手に決めたこと。

もちろん、反発した。

早乙女乱馬と名乗るその男の子は、
水を被ると女の子になっちゃうという信じられないような体質で、
あたしの裸を見たクセに「おれのほうがプロポーションいいしな」なんて
平気で言いのけてしまうようなヤツで、
イジワルでちょっと強いからって得意げで、
ムカつくところがいーっぱいあるんだけど、

それは乱馬だから嫌なんだとかそういう話ではなくって。

相手がどんな男でも『許嫁』だなんて、あり得ない。

好きでもない相手と結婚するなんて冗談じゃないって、そう思ってる。


………思ってた。


乱馬はあたしに対して寸胴だの、色気がないだの、かわいくねえだの言うわりに、
九能先輩や学校の男の子から………守ってくれている。

そんなの、あたし一人でも大丈夫だっていうのに、
あたしが動くより先に乱馬が動いて瞬殺。

そう、あたしが手を出す間もないうちに。

悔しくないわけがない。
あたしだって、無差別格闘流を継いでいるし
その辺の男の子には負けないくらい強いって自信はある。

だから「手を出さないでよ!」といつも乱馬に抗議するんだけど、
乱馬は必ず得意満面な笑みで「おれの背中だけ見てろ」って言う。

なによ、それ?
乱馬の背中を見て、格闘術でも学べってこと?

ホント、ムカつく!


でも…そんなことも一週間二週間と続けば、
あたしも諦めてきてね。

乱馬が闘いたいなら、それでいいかって。

……おかげで、あたしは嫌いな『男』に触らなくってすむ。


『男』なんて大嫌い。


あの日言った言葉は嘘じゃない。

ただ、乱馬だけは触れられても嫌な気はしなくって。
一緒に暮らすうちに、慣れてきたというか。

案外…………優しいとこ、あるし?

やっぱり許嫁っていうのは認められないけれど、
居候っていうことで上手くやってはいける気がしてた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあの日までは。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::


「ったく。なんでおれたちが先生の資料の後片付けしなきゃなんねーんだよ」
「毎朝毎朝、騒いでるからだって。もう、あたしは巻き込まれてるだけなのに」
「元々の原因はあかねだろ」
「違うわよっ!あたしは上手くやってたもん。あんな騒ぎを大きくしたのは乱馬でしょ」
「おめーだっ!」
「乱馬よっ!」


両手いっぱいの資料の束を、化学準備室へ運ぶ。
「持てる」と言ったのに、乱馬はゴソッと抱え込んで、
あたしは乱馬の1/4しか持っていない。

ふん、こういう時だけ女の子扱いするんだから。

けど、最近こういうのも悪くないなって、
乱馬に対しての態度の変化に自分でも気付いてる。




ーーーーーーーーーーーーーーー乱馬には、全部バレている。


あたしに好きな人がいることも。
報われない恋だっていうことも。


知ってて、ストレス発散の手合わせやヤケ食いに付き合ってくれる。

ヤケ食いの時には女の子に変身してることが多いかな。


ホント、変な関係。
親の決めた許嫁なのに。




「埃っぽーい」

化学準備室のドアを開けると、締め切ってた匂いで顔をしかめる。
日当りの悪いその部屋は薄暗く、まだ日の残る夕方だというのに夜みたいだ。

「早く資料片付けて帰ろ?」

そう、乱馬を振り向いたとき、目の前に舞う資料の紙が見えた。


そして、目に入るのは乱馬のチャイナ。


“抱きしめられてる”と気付いたときにはもう遅くて、

あたしの身体は準備室中央の大きな机の上に押し倒されて、
乱馬が覆い被さってきた。

あたしの両手は乱馬の左手で頭上に固定されていて身動きがとれない。

「乱……馬……?」

なんの冗談だろうと。

この状況で、そればかり考える。

こんな体勢、親の決めた許嫁で、同級生で居候の乱馬とすることじゃない。

「ちょっ…と……!!」

必死で身をよじったら、空いてるほうの手で顎をもたれた。




ーーーーーーーーーーーーーーーー本気だ。


目を見ればわかった、冗談なんかじゃないって。


こんな……………こんな、『男』の顔した乱馬なんか知らない。


乱馬の顔が近くなる。

たぶん、このままだとキスされる。
そう思った。

「いっ……やっ!!!」

手も顔も固定されてたから、言葉で拒否を示す。
ほんの少しだけ乱馬が怯んだ隙に顔だけは横に背けることができたけど、
そのときに露になった首筋をきつく吸われた。

「……っ」

なんとも言えない痺れと疼きが身体を支配する。

「あかね……」

低い声にドキンと心臓が高鳴った。

けど、こんなの…………こんなこと。

あたしの望むことじゃない。

乱馬の手が、あたしのスカートの中に伸びたとき、
渾身の力で足を蹴り上げた。

もちろん、あたしの蹴りなんか効くとは思ってない。
一瞬でも隙ができれば………と思ったら、
蹴ったときの振動で卓上のビーカー倒れ、中の液体が乱馬に降りかかった。

「あ…………!えっ、うわっ!乱馬大丈夫っ!?薬品だったらまずいんじゃ………っ!」
「…………っとに、お人好しだな、あかねは。こんな状況でも人の心配かよ」
「だって…………あれ?らん……………っきゃーーーーーいやーーー!!!!!」

乱馬にかかった液体の心配ばかりしていて、
自分のことはおろそかになっていたみたいで。

蹴り上げた時に捲れ上がったスカートは下着まで全開状態で。

慌てて戻して机から降りた、
つもりがガクッと膝が折れてその場にへたり込んでしまった。

「…………悪かったな」
「そうよっ!!!バカバカバカバカッ!!!なんで、あんな事………っ」



指先の震えを悟られたくなくてギュッと自分を抱きしめた。


あたしの前にしゃがみこみ目線を合わせてきた乱馬は女の子に変身していて。

「………さっきの、水だったの?」
「みたいだな」
「………そっか、よかった」
「おめー………ほんっとに…………」

お人好しだな、と手を伸ばしたらんまがあたしの首筋に触れた。

「おれ、さ…」
「………うん。言い訳するんでしょ?聞いてあげるわよ」
「ははっ、っとに、この許嫁は………」

自重するような笑みを浮かべて、らんまは続ける。

「時々………水被って女にならねーと暴走しちまうみたいで、さ」
「…………は?」
「なんつーか………あーーーーーーーー、えっと」
「意味わかんない。ハッキリ言いなさいよ」

らんまは頭をガシガシかき回しながら、どう言えばいいのか戸惑っているようだ。

「暴走ってなに?」
「つまり……………こう本能のままに襲っちまうというか」
「………えっと」
「だから、抱きたいやりたい………ってなるワケだ」

顔を真っ赤にしながら、乱馬が紡ぎだした言葉についていけない。

………抱きたい?
………やりたい?

……………………って、まさか。

「なっ……………!!それって、あんたマズイんじゃ………!!」
「おれだって、困ってんだよ。呪泉郷の副作用だか何だかしんねーんだけどよ」
「だって、それじゃあ………乱馬のまわりの女の子みんな危険ってことになるじゃないっ!」
「いや…………それはねえよ。この副作用の発作起こんのあかねに対してだけだから」
「えっ!?なっ……なんでよ!」
「…………さあな」

更に顔を赤くして、乱馬が顔を背ける。

「それって、あたしだけが乱馬に襲われる可能性があるってこと?さっきみたいに?」
「…………ああ」
「もし、水を被ってなかったら、さっきはその…………あのまま………」
「…………ああ」

さっきの、乱馬の目、声、唇の感触を思い出して急に心臓が煩くなる。

「どっ……どうしたらいいの?その副作用なんとかならないの?」
「なんとかなってたら苦労しねっつーの。大体、この症状現れたのっておめーに会ってからだし」
「…なんか、あたしのせい、って風に聴こえるんですけど」
「さあな」
「また、はぐらかすっ!!」
「………つか、いい加減立てば?」

らんまの差し出した手を、素直にとることが出来た。
怖くなかったか?と言えば、嘘になるかも知れないけれど、
そこで、らんまを拒んだらすごくすごく傷つくんじゃないかって。


乱馬も、あたしも。


「資料………拾わなくっちゃ」
「………ああ」
「ねえ?」
「ん?」
「………ホントにあたしにだけ、なの?」
「ああ」
「そっか。じゃあ、何か対策立てようかな」
「そんなに嫌かよ」
「………ん?何か言った?」
「いーや。迷惑かけて悪いって、そんだけ」
「ほんと、迷惑よ」
「………すんません」


聞けば、暴走している間、意識が飛んでいるわけでもなく、
ただ単純に理性を手放しているとのこと。




あたしはこの日を境に、ペットボトルのお水を鞄に携帯することを決めた。
そして、学校ではお昼休みと放課後に乱馬に水をかけて変身させ、
放熱?抑制?発散?………なんか、良くわかんないけど、そうしてる。



首についたキスマークは『虫刺され』ということにして絆創膏を貼ってある。

「おれ、虫かよ」
「じゅーぶん、たちの悪い虫ですっ」






To be continued………………………?








::::::::::::::::::::::::::::::::::


続かないよ!(笑)

青年誌版ならR指定な感じになるかもねw










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